IT資産管理者倫理規範

T 資産管理職に携わる者は、組織内のIT 資産の財務、契約、在庫的側面との管理が、今後の事業活動に不可欠であると考える。IT 資産管理者の責務は、自らの組織のすべてのIT 資産に関するリスクを最小限に抑えながら、利益の最大化を図ることである。また、責務に忠実なIT 資産管理者は、組織の情報セキュリティについてコミュニケーションを保つよう努める。
パートナーや業務提携者などの組織において、IT 資産とこれらの資産に関するコミュニケーションの管理を補佐する専門職として、高い基準、原則、倫理規定が設定さ れ、日常的に実践されなければならない。

全ての対応において、能力と誠実さを発揮する
資産管理者には、情報の収集、解釈、共有において、正直さ、公正さ、果敢さが求められる。

資産管理者は:

  • あらゆる情報源から取得する情報の正確性を確保し、不注意によるエラーを避けるために細心の注意を払う。すべての新しい概念を研究し、新しいポリシー、プロセス、手順、テクノロジーの採用に関して最適な意思決定が行われるよう、管理者とナレッジを共有する。
  • 資産管理職に対する評価にふさわしい専門的かつ倫理的な方法で、実践し、他者を先導する。
  • IT 資産が、組織内において、常に、管理され、正確に把握されているようにする。
  • 組織の調達プロセスを支援し、また関与し、常に、組織の最適な値付けが行われるようにする。
  • 組織に影響するあらゆる法規制の要件を全て満たす。刻々と変化する法規制環境を常に把握し、これらの要件を、組織のあらゆる部門に通知する。
  • 通常業務と緊急事態の際に、あらゆるIT 資産管理文書が常に閲覧できるようにすることで、文書化標準を支援する。
  • 最高水準のIT 資産財務リターンの確立、維持に努める。
  • 現実的な想定に基づいて、必要な情報を考慮した意思決定を行うための、IT 資産管理意思決定プロセスに関するあらゆる情報や、その他の情報を、同僚と上司に提供する。照会に対して、直ちに、全面的に、誠実に、回答する。
  • IT 資産管理のすべての側面において、個人的にも、同僚との間においても、卓越性の確立、維持に努める。
  • 公正かつ分かりやすい方法で外部のサポートとの良好な意思疎通を維持し、個人的な偏見に左右されずに正確な意思決定ができるようにする。
  • IT 資産の廃棄が最高度の水準に沿って行われるようにし、廃棄プロセスで情報が保護され記録の正確性が保持されるようにする。
  • IT 資産管理のあらゆる側面に関する業務を支援し、またそれに関与して、資産管理職の利益のために、自らのナレッジレベルを上げ、ナレッジの共有を図る自らの能力を強化する。
  • 個人として、また専門家として、最高の行動基準を維持する。

高い水準の資産管理職の確立に貢献する
IT資産管理者は、積極的に業務を推進し、高水準な機能性と収益性の追求するために組織に貢献し、他者を支援していることを、誇りとする。
資産管理者は、常に、倫理的に行動する。

資産管理者は:

  • 人種、性別、年齢、宗教、民族、地理、性的指行、障害、外見あるいは社会的地位などを理由に、他人を固定観念で見ることを避ける。
  • 誠実さをもって行動し、能力を発揮し、自他の尊厳を重んじ、雇用者、従業員、その他IT 資産管理プログラムの関係者全員に倫理的な態度で接する。
  • IT 資産管理者は、組織内の機密事項について明確なガイドラインを設定し、それを遵守する。
  • 責任者の下す、合法的で組織のポリシーや手順に合致した決定を、実行にうつす。
  • 職務および職権を利用して個人的な利益や便宜の供与、威信を追求しない。特に、贈収賄や法違反などの不正行為を行わない。
  • 業務上知りえた情報に関して、個人的な利益や、身内や外部の関係者の便宜のために利用しない。
  • 部下の抱える課題や問題に配慮し、部下を公正に扱い、部下を首尾よく指導し、彼らの直属の上司の責任者に適宜相談する権利を部下に認める。自らのナレッジを部下と共有し、組織内において部下を育成する。
  • 組織の今後のプログラムが従業員に与えるであろう影響について役員の注目を促し、そのような影響が十分考慮され、教育、支援、プロセス変更が適切にプログラムされ執行されるようにする。

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